♠ 旧ソ連製 機械式腕時計 ⑫

【USED】 旧ソ連製 機械式腕時計 СВЕТ (SVET／スヴェット) 旧ソ連製の手巻き腕時計。 製造年は1970年代。 宇宙船制御システムや原子力発電所、空港、戦略兵器に至るまで、多くの精密機器を製造していた『ЭЧЛ (Электрические Часы Ленинграда／レニングラード電子時計)』のブランド『スヴェット』の機械式腕時計です。 こちらの時計はレニングラード電子時計の工場名が『ХРОНОТРОН (CHRONOTRON／クロノトロン)』に変更される1974年より以前に製造されたものとなります。 外装にスレ、キズ等の使用感はありますが、ムーブメントは整備・調整済みのため良い状態です。 スヴェットの腕時計は最終的な組み立てのみレニングラード電子時計で行われ、'60後期〜'70年代はほぼ全てペトロドヴォレツ時計工場で製造されていたため、同工場製のРАКЕТА(ラケタ)と同等の品質としても知られています。 1970年代で腕時計の製造を終了したこともあり他のブランドに比べて製造数が少なく知名度も高くありませんが、品質には定評のある腕時計です。 一般への販売はされていませんが、クロノトロン社(旧・レニングラード電子時計)の時計は現在もクレムリン宮殿をはじめ、政府庁舎、駅、学校などロシアの公共機関で幅広く使用されています。 ソ連崩壊後の経済混乱期には、外貨獲得のため人気モデルの模倣品や低品質な腕時計が乱造されましたが、こちらの腕時計はソ連政府による品質管理が行われていた頃に製造されたものです。 サイズ：W 35mm (32.5mm) H 41.5mm D 10mm ラグ幅：16mm ムーブメント：機械式(手巻き)・16石 キャリバー：2603 製造：ソ連(レニングラード電子時計工場) 状態：新品 ※ 旧ソ連時代に販売された腕時計は、ほとんどが本体のみの販売でバンドは別売りであったため、基本的にオリジナルバンドはありません。 ※ こちらの商品は50年程前に製造されたビンテージ品となりますので、ご購入はビンテージ品や新品等にご理解のある方でお願い致します。 #旧ソ連製機械式時計